

胃の腑を 伸ばした
人間が好き勝手言う
そしておまえの現在は踏み殺される
家庭菜園の色は
砂が崩れたから
再現度の高い子供は
油を含んでない
鼻腔に入ったへどろを
散々タイルに塗ったら
骨になるまえの男の
写真がもうない
もうないない(ないないなない)
もうないない(ないないなない)
もうないない(ないないなない)
もうないない
もうないもうないもうないもうない
うらぶれろ(世間的には)
うらぶれろ(友を見捨てて)
うらぶれろ(花を咲かせて)
うらぶれろ(ふさわしくなる)
うらぶれろ(世間的には)
うらぶれろ(友を見捨てて)
うらぶれろ(薄目を開けて)
うらぶれろ(ふさわしくなる)
うらぶれろ(世間的には)
うらぶれろ(友を見捨てて)
うらぶれろ(花を咲かせて)
うらぶれろ(ふさわしくなる)
うらぶれろ(世間的には)
うらぶれろ(友を見捨てて)
うらぶれろ(薄目を開けて)
うらぶれろ(Let's party time! )
胃の腑を 伸ばした
人間が 好き勝手言う
胃の腑を 伸ばした
人間が 好き勝手言う
胃の腑を 伸ばした
人間が好き勝手言う
胃の腑を 伸ばした
人間が好き勝手言う
おもねらない生活
(おもねらない生活)
おもねらない生活
(おもねらない生活)
開かれたははおや
(開かれたははおや)
開かれたははおや
(開かれたははおや)
安寧を断ち切った
(安寧を断ち切った)
安寧を断ち切った
(安寧を断ち切った)
皮膚としての現在
(皮膚としての現在)
皮膚としての現在
(皮膚としての現在)
各所から送られてきた
花たちが首をもたげ、
油の染みこんだ土くれから
養分を吸い取っている
赤茶色の空間で、
蚊の研究者はほとんど壊れかけた
木造の椅子に肩が埋まるほど
深く座り込み、
アンバランスな歯と歯の隙間から
こぼれそうになるくらい口の中に
詰め込んだ砂漠を
見せつけてくるので、
急いで反駁を加えようとしたが、
ちょうど現生活の重苦しさを
体感したばかりであったから
屈服してしまったものの、
おまえの苦しみを思えば、
おまえの苦しみを思えば、
巨大な本棚の裏側に
隠していたものを
全てひっくり返してでも
おまえの現存在を
肯定してやらねばならない
粘着剤にひっかかった
鼠が鳴いているから
後で叩き殺さなければ、
叩き殺さなければ、
叩き殺さなければ、
叩き殺さなければならない
そんなのでは
そんなのでは
そんなのでは
そんなのでは
そんなのでは やられない 大量の光
そんなのでは やられない 大量の光
そんなのでは やられない 大量の光
そんなのでは やられない 大量の光
うらぶれろ(世間的には)
うらぶれろ(友を見捨てて)
うらぶれろ(花を咲かせて)
うらぶれろ(ふさわしくなる)
うらぶれろ(世間的には)
うらぶれろ(友を見捨てて)
うらぶれろ(薄目を開けて)
うらぶれろ(ふさわしくなる)
うらぶれろ(世間的には)
うらぶれろ(友を見捨てて)
うらぶれろ(花を咲かせて)
うらぶれろ(ふさわしくなる)
うらぶれろ(世間的には)
うらぶれろ(友を見捨てて)
うらぶれろ(薄目を開けて)
うらぶれろ(ふさわしくなる)
うらぶれろ うらぶれろ
うらぶれろ うらぶれろ
うらぶれろ うらぶれろ
うらぶれろ うらぶれろ
うらぶれろ うらぶれろ
うらぶれろ うらぶれろ
うらぶれろ うらぶれろ
うらぶれろ うらぶれろ
うらぶれろ
- 作詞者
高田丈
- 作曲者
高田丈, こけつまろびっツ, 清川純生

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ストリーミング / ダウンロード
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口唇曲
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ドジョー・ブルース
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光と影
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エトピリカミイラ
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横目の女
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- ⚫︎
蚊の研究
こけつまろびっツ
アーティスト情報
こけつまろびっツ
2021年に活動開始。早稲田大学の音楽サークルThe Naleio、中南米研究会での出会いをきっかけに結成したポエトリー・ファンク・ロックバンド。James BrownやP-Funkからエッセンスを吸収し、自らの身体に滲む言葉をうねりとして躍動させる、アジアのファンクバンド。楽曲を単に再生するわけではなく、即時的なエネルギーに身を任せ、もはや祭りに近いライブパフォーマンスで観客や空間と一体化する。ライブハウスに縛られず、路上でもバンドスタイルでの活動を展開。アジアを中心とした、海外での活躍を目指す。
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