※ Preview may take some time.
※ Preview is not available for songs under copyright collective.
バンド結成10周年を迎えたこのアルバムの為に、MONOはそれまで5年間ノンストップで続けてきたツアーを休止し、 アルバム制作に1年間焦点を合わせて制作された。
全7曲、約70分に渡るこの作品は、「不死の風への賛歌」(Hymn To The Immortal Wind)という、ひとりの少年と少女の生と死、魂の永遠性をめぐる、 今作の為に実際に書き下ろされた物語に基づいて制作されたもので、複雑に絡み合う過去と現在を行き来する作品のテーマに沿って、これまでで最も、 シネマティックに、そして希望に満ちたアルバムとなった。
壮大で厳然としたオーケストラサウンド(20人のストリングス、フルート、ピアノ、鉄琴、ティンパニー等)を使用し、 今作もシカゴにてスティーブ・アルビニの手によって24chのアナログテープを使用した昔ながらのライブレコーディングで収録された音は、 美しく、人間味溢れる生々しさと、怖い程の緊張感に溢れている。フルート奏者の息吹、指揮者の声、オーケストラが座る椅子のきしむ音、、。 途方もなく美しく、あたたかく、きわめて冒険的で、魂からこぼれ出たような純粋な驚きと情熱にあふれ、人が根源的に持っているマグマのような力を 呼び覚ます新たなロック・ミュージックの次元を切り拓くアルバムがここに完成した。