歌詞
花溺の約束
浮遊信号, 小宵
はじまりを告げるチャイムが
私の心を灯した
花弁をひとつちぎって
心の奥底仕舞って
すり減っていく靴底に
あなたとの日々を重ねた
替えの効くものではないと
わかりきっては なぞった
運命なんて代物が
私を見つめて舌を出す
無くなるものだと知っていながら
それでも願うのは愚かでしょうか
冷たい風があなたを攫った
私を枯らして
相対じゃない 世界に沈み
いまあなたは私の汽水域
あなたの中に私はいない
漂って流れてく枯れ花実
終電を告げるブレーキに
私の心は轢かれて
約束をひとつ契った
海はとっくに枯れ果てた
すり減っていく時の中
私の息は空回り
高を括って溺れてく
ざまあみろと船は笑う
それでもあなたを求めることは
許されないでしょう
さよならもない 本当の終わり
唯 あなたは私の花であり
私の中に灯った光
消えることなき 哀しい光
- 作詞
esora uma
- 作曲
マッチ, esora uma
浮遊信号, 小宵 の“花溺の約束”を
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