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歌詞

小さな25番目の唄

イシバシカイ

止まない雨に立ち尽くす

子供の頃はずぶ濡れになっても

行きたい場所へと駆け出せたのに

誰に教わったわけでもない

「大人」を覚えて

二重線の下の本音を踏み潰して

君の前にずるい言葉ばかり並べてた

夏の日差しが降り続いた雨を

押しのけるように静かに簡単に

僕の隣から君は居なくなった

心の中の水溜りは

まだ越えられそうにない

言えなかった

いや言わなかった

何も出来なかった

仕方なかったって

変わる優先順位に

消去法でやり過ごしてた

たくさんの「本当は…」の上に

できたレールもう君と交われる

わけないのにあてもなく ただ

ただ 真っ直ぐに

夏の日差しが濡れたアスファルトを

強く照りつけて色を変えていく

いつまでも ずっと 乾ききらない

心の中の水溜りが

まだ眩しすぎて

元は別々で

重なって見えていただけ

僕は真っ直ぐに

君は左へ

分かれていった

夏の日差しが降り続いた雨を

押しのけるように静かに簡単に

僕の隣から君は居なくなった

心の中の水溜りは

まだ越えられそうにない

  • 作詞

    イシバシカイ

  • 作曲

    イシバシカイ

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