歌詞

例え話が下手すぎて

呪文になって薬指　見えへん指輪になったんや

アンタ　いつでも　そうやんな

自分で自分を持て余し　余った分は誰彼無しに

「押し付けたった」と笑ってる

その顔が　その声が　好きやったもん　しゃあないわ

現（うつつ）の事は　忘れましたか？

ウチも忘れて　ええやろか？

生まれ変わって　次も逢えたら

男はアンタ　女はウチや

また　ぎこちない　恋から始めてよ

ほんま笑うわ　せかっちすぎて

気持ちはいつでも後回し　置いてきぼりの空回り

我儘　気ままの　仕放題

だけど大事なものだけは　あきれるほどに懸命に

守ってくれたと知っている

不器用で　下手くそな　恋やったもん　しゃあないわ

ウチの全部は　アンタのもんで

アンタくれたの　何やろか？

巡り巡って　命尽きても

アンタが先で　後からウチや

また　見つけてよ　「俺しかおらんよ」と

誰かに「やめろ」と言われても

うちは煙草を止めへんねん

苦い煙が胸の中　くすぶっていてほしいから

恋々と　恋々と

指のかほりが消えるまで

生まれ変わって　次も逢いたい

男のアンタ　女のウチと

また　ぎこちない　恋から始めてよ