まちのいろが すこし滲んで
今日の帰りみちに溶けていく
スマホの画面消してみたら
胸の奥がやけに静かで
なんとなく歩くスピードで
気持ちの行き先がわかる
君の笑った顔の理由を
まだ知らないことに気づいた
ほんの少しの沈黙さえ
いつもより長く感じて
がいとうの白いひかりが
ふたりの距離を映す
まちのいろが変わる前に
伝えたい言葉があった
冬の風にまぎれそうな
弱い声のままでいいから
ひとり歩く夜のそらに
白い息が浮かんでいく
あの横顔思い出して
胸がきゅっと痛くなる
信号待ちの赤いひかり
その下で立ち止まったとき
君が話してくれた夢を
ふと思い出してしまう
「頑張れよ」なんて言えずに
ただうなずいてた自分
ほんとは気づいてほしくて
わざと遠回りした夜
がいとうの影が揺れて
心が少しこぼれた
まちのいろがかがやくほど
君を思い出してしまう
どこにいてもこの季節は
何かを試してくるようで
タイムライン流れる音に
まぎれて消えた想いを
拾い集めるようにして
そっと息を吐いた
言葉にならない気持ちが
雪の匂いに触れた瞬間
静かに動き出すのを
自分でも感じていた
「会いたいな」
その一言だけが
どうして今も言えないんだろう
まちのいろが変わる前に
ちゃんと君に伝えたい
冬が終わる前にきっと
後悔だけはしたくなくて
白い息に隠れた声を
少しずつ確かめながら
いつか届く日のために
今日を歩いていく
まちのいろがゆらいで
君の影が浮かんだ
- 作詞者
かっつぁん
- 作曲者
かっつぁん
- プロデューサー
かっつぁん
- サンプリング元のアーティスト
かっつぁん
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まちのいろが変わる前に
かっつぁん
「まちのいろが変わる前に」は、冬のまちで自分の気持ちに気づいていく瞬間を描いたJ-POPソング。
がいとうの光や風の匂い、スマホの画面を消した静けさなど、冬特有の情景を織り込みながら、
言えない想いが少しずつ形になる過程を丁寧に描いた一曲。
アーティスト情報
かっつぁん
自己紹介 音楽を通して、恋愛や勇気、そして「無理しないでいいんだよ」というメッセージを届けています。 失恋したとき、片思いに悩んだとき、立ち止まりたくなったとき そんなときに、私の音楽がそっと寄り添える存在になれたら嬉しいです。 私の想い 恋をして胸が高鳴る瞬間 想いが届かなくて切なくなる夜 自分らしく生きたいと願う気持ち 音楽は、そんな揺れる心を優しく包み込む魔法だと信じています。 だからこそ、一つ一つの歌詞に想いを込め、聴く人の心に響く音楽を作り続けています。 未来への夢 私には大きな夢があります。 それは、大好きな音楽活動を続けながら、動物たちの保護施設をつくることです。 人間の都合で不幸になってしまう動物たちを救いたい。 そのために、もっとたくさんの人に音楽を届け、活動を広げていきたいと思っています。 ⸻ 最後に もし私の想いに共感していただけたら、 応援 拡散 シェアしていただけると本当に嬉しいです。 あなたの心に寄り添う音楽を、これからも届け続けます。
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