歌詞

あの時 おさない私が描いた

三角屋根にえんとつ 横に3つ 窓がある家（いえ）

パパが設計士さんに頼んで

本当のおうち（家）になったのよね

自分の意見を言えなかった日も

ダメ人間とラクインを押された日も

ママのようにはなるまいと誓った日にも

大好きなパパが私を叱った日も

わたしはこの家（うち）に住んでた

パパも ママも お兄ちゃんも ノンノンも茶々も もういない

私がこの家（うち）を壊すって 決めなきゃ

それでも、一つだけ どうしても一つだけ

残そうと決めたのは 身長を記した愛しい壁

あの時、お兄ちゃんとママが

あの壁ごしに見たキッチンで話していたこと

私がいないと思ってママは いつものように

「なんであの子はあんなに出来ないんだろう？」って

「違うよ、あいつは出来ないんじゃなくて、やってないだけだ」

って言ってくれた

嬉しくて、泣き出しそうになったから

音を立てずにそっと 部屋に 戻った

私はいないフリのままで

頭も良くて 　運動もできて 　人気もある お兄ちゃんと

比べられるたびに 悲しい思いもしたけど

それでも、一つだけ どうしても一つだけ

伝えきれてないのは

あの日言えなかった 「ありがとう」だね

全てを残せないから 　全ては変わってくから

私が 覚えてるからね 　みんなここ（心）にいるから

あの時 みんなで一緒に住んでた

三角屋根にえんとつ 　横に3つ 窓がある家（いえ）

いまでも、あの頃へ どうしてもあの頃へ

ワープして帰りたくなる Uh

だからね ひとつだけ どうしてもひとつだけ

残そうと決めたのは 身長を記した愛しい壁