流星飛来の終末予報
空見上げれば朱に染まる月
アンドロイドは羊の夢に
機械仕掛けの詩を奏でる
鏡面細工のレコード盤に
千変万化の姿を映し
ヒトと科学の宿命背負い
永遠の時を授かりし君よ
今宵総ての人々が
跡形無く消え失せても
朽ちたガラクタの世界で
まだ歌うか愛の詩を
崩壊都心に響く警報
遥か彼方には紅の海
アンドロメダを駆ける天馬に
沙漠部隊の鐘を鳴らして
鏡花水月の紅き水面に
変幻自在の己を呪い
愛と憎しみその身に受けて
過ぎにし秋に死に給う君よ
かつて総ての人々が
愛に泣き叫んだ頃
あの屋根裏の片隅で
確かに聴いた君の詩を
例えその脚は抜け落ち
指は砕け声枯れても
君を捨てたこの世界で
ただ歌うか最後の詩を
- 作詞
猫山モミー
- 作曲
ヤス・アラタ・タルパ
猫山モミー の“アンドロイドは最後の夜に死ぬ”を
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- 1
またたび
猫山モミー
- 2
サテライト・ビュー
猫山モミー
- 3
目醒
猫山モミー
- 4
シネマと嘘
猫山モミー
- 5
死の街に咲く華
猫山モミー
- 6
猫のスピア
猫山モミー
- 7
手紙
猫山モミー
- 8
グッド・バイ
猫山モミー
- 9
ひまわり
猫山モミー
- ⚫︎
アンドロイドは最後の夜に死ぬ
猫山モミー
- 11
夜に叫ぶ
猫山モミー
- 12
渚にて
猫山モミー
2018年に制作されたコンセプトアルバムを全曲フルリメイクし、
【改訂版】としてリリース。
6年を経てポストアポカリプスの風が装いも新たに蘇る。
【追記】として3曲のボーナストラックも同時収録。