雑踏の路地をすり抜け
颯爽と我が物顔で
駆け抜けてゆく
あの黒く卑しい野良猫が
愛おしく見えるのは
あなたと交わした全てと
揺さぶられた心が
ひび割れた過去の中を蠢いて
もう入ることもない
あなたのお気に入りの店の
珈琲の字
捧げた愛の
奥の純粋さを
いつからか
比べるようになっていた
『まだ きっと』
なんて甘い言葉を
苦い珈琲が忘れさせる
喧騒の街を離れて
ひっそりと肩を落として
吐息をふかす
あの白い花さえもいつかは
目も当てられぬ程
朽ちてゆく
あなたのことをもういっそ
記憶の端に追いやってしまおうか
届くはずもない
あまりに独りよがりのような
妄想の詩
捧げた愛の
残す傷の跡を
いつまでも美しく魅せるのは
『まだ きっと』
なんて淡い期待が
強く慕わしく残ってるから
あなたの想いもいずれ
届く時が来ると
わかってるけど
捧げた愛の
奥の純粋さを
いつからか
比べるようになっていた
『まだ きっと』
なんて甘い言葉を
苦い珈琲が忘れさせる
苦い珈琲が忘れさせる
- Lyricist
JamKeen
- Composer
JamKeen
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Artist Profile
JamKeen
Pursuing a radical and free sound
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