THE DIGITALBUM IIのジャケット写真

歌詞

レイトショー

社会ノ窓

僕たちの未来が

見えないわけは

眩しいからだよ

光射し込む

そのステージへ

"エキストラ"から

照明当たる

"ヒーロー"へ

キチンと整列されている

足跡ばかりじゃないだろ

右に寄ったり

左に反れながら

別れ道で迷って止まった

ズボンの裾をあの日から

誰かに踏まれて動けずに

Excuseの真犯人

どうやら そいつは過去の僕

等間隔なリズムが

足音だけじゃないんだ

速かったり 遅かったりスキップ

時に抜き足 差し足

水溜りから生まれてきた

雨上がりの遊歩道

乾くまでは一緒にいよう

さぁ晴れてきた

綴じて終った

物語のどこかに

秘密で角を折っておいた

よくできました

ポップコーンがまさに

弾けるように

声を上げながら変化していく

僕たちの未来は

待ってたって来ない

逃さないでね

今も目の前 通り過ぎる

"通行人B"から

手を挙げろ

"主人公"へ

定規使って描いた真っすぐ

だけが線じゃない

細かったり 太かったり

他人の物差しで書いたり

駅の公衆電話が

1人で何かつぶやいた

自由と孤独似てるだろ?

寂しいもんさ

濡れて敗れた

目的地図の行方は

心の中に

なぜか焼き付いたまま

ポップコーンがまさに

弾けるように

熱さに代えて変化していく

今スクリーンの中

映し出された 息も付けない

逆転のレイトショー

ポップなメロディで

終われるように

人生ってやつも奏でるもんさ

イジメに苦しんだ学生時代

支えてくれたのは

親とギター

ただ ただ 歌詞を書いていた

負けるなっ!

て歌詞を書いてた

「音楽で食べていくんだ」

って母親を泣かせて

飛び出した

東京の街は冷たくて

コード弾く指が痛かった

いつしか音は止まってた

ギターに埃たまってた

歌への誇りも消えかけた

ラストチャンスが呆れていた

遠くで誰か叫んでいる

僕に向かって叫んでいる

あれは中学の時の僕

窓からずっと憧れている

台本もなくて

たった一度きりの

2時間そこらじゃ終わらない

僕なりのレイトショー

  • 作詞

    小出 翼

  • 作曲

    小出 翼

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