変わらない姿だけを
探しているだけなのだ
老いた鶯みたいな
何かを見つけるだけだ
吐いた言葉が何処かに
吸い込まれては消えてゆく
いつからこうなることを
君は知っていたのでしょう
夜に差し込む月明かりに照らされた
僕はもう知っていたんだ
君がいないことを
さよならのすぐ側で君が笑うから
僕は間違ってしまった
またねはもう来ないと
知り過ぎたくらい僕は
知っているんだよ
これから先の人生
独りぼっちでいるのかな
君の残した手紙は
擦り切れるほど読んだよ
泣いたままじゃ世話もない
いつの間にか一人じゃない
いつか見た老鶯には
似ても似つかないけれど
夕焼け小焼けの季節には早いけど
君はもう決めていたんだ
この街を去ること
正しくあろうとした君の生き様が
あまりにも眩しくてさ
翳りが濃くなってく
止められなかったことを
今でも悔やんだ
さよならのすぐ側で君が笑うから
僕は間違ってしまった
またねはもう来ないと
知り過ぎたくらい僕は
知っているんだよ
- 作詞
ひろっぴーだ
- 作曲
ひろっぴーだ
可不 の“老鶯”を
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- 1
初夏
ひろっぴーだ
- 2
目高
可不
- 3
宵闇に浮かぶ花氷
可不
- 4
余花が散る頃に
可不
- 5
藍空、揺蕩う浮雲
可不
- 6
仲夏
ひろっぴーだ
- ⚫︎
老鶯
可不
- 8
待宵草
可不
- 9
水無月の梅雨寒
可不
- 10
晩夏
可不
- 11
閑さや岩にしみ入る蝉の声
可不
- 12
三夏
ひろっぴーだ
- 13
夜祭終わる頃、涙の跡が残る
可不