

陽が昇る 目を覚ました朝
赤く染まった あの花が揺れていた
風のない空に 残る夢の形
耳の奥 夏がまだ ささやいている
終わりゆく季節
胸のどこかで 足音立てる
忘れ物みたいに
やさしくて 消すのが惜しくて
夏の残響 胸の奥で 響いてる
消えていった音
なぜか今も聴こえてる
忘れたくなかった
それだけの想いが
名前のないまま 残ってるんだ
砂に残った 足あと 消えてゆく
誰かの声だけが 風に運ばれて
光と影 交差した坂道
見慣れた景色まで 少し遠く聴こえた
あのとき笑ったことも
急に泣きたくなったことも
今もここに響く
ただ、それだけでいい
夏の残響 胸の奥 聴こえてる
手放したつもりの想いがまだ
楽しかったから 寂しいんだ
混ざりあう この気持ち
ひと夏の思い出
抱きしめて
立ち止まらない 季節の風の中で
この夏が告げた「さよなら」が響いてる
私の夏 「ありがとう」
あなたが
好きでした
- 作詞者
NAZNA
- 作曲者
MAPP
- プロデューサー
MAPP
- レコーディングエンジニア
MAPP
- ミキシングエンジニア
MAPP
- マスタリングエンジニア
MAPP
- グラフィックデザイン
MAPP
- ボーカル
NAZNA

NAZNA の“夏の残響”を
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夏の残響
NAZNA
ひと夏の記憶が、音も光も消えたあと、
心のどこかで、まだ響く──あの夏の残響。



