Lyric

融解　溶けしまいそうな体

言うかい？　思ってた事全部

めちゃ幸せだったあの日々さえ

今じゃ０に近似できるわ！

だってこれからは無限の――

愉快な子供達の声が

逆撫でる地獄 時刻は９時

ゴミを捨てた手で掻いた顔

「ごめん」てただのエゴだけだろ。

つがいの小鳥達の声が

奏でる鬼哭　至極耳障

ただの青い空が見たくて

豚小屋の戸に描いた夢

幽体でいたい。風化した期待

どこにいるの？

生涯はそんなに怖い物じゃないと

無責任に零れ落とした。

数回通解したくらいじゃまだ

信じてたあなたの穢土

融解　溶けてしまいような体

言うかい？　思ってた事全部

くそ辛くて泣いたあの日々さえ

今じゃ０に漸近するわ！

だって見てよ、これからは

何もない無限の時間が続くの！

Mis　全員　顔面　applier

CAECUS！　膿だらけの下着を舐めて

何でもかんでも美化して褒めて、

そんなのでシコって、ポップなポーズで、

言葉の価値をゼロまで下げて

生きれば良かったの？

愉快な子供達の声だ。

――いや、僕の声だ。

過ぎた日々を誘拐すれば、

明日は大人になれるのかな。

勇敢に歌い、怯弱に迂回。

何してるの？

正体がまだ分からない感情を

言われるがままに飲み込んだ。

夕立ちが額を伝い、

有害な飛沫を撒き散らして死んだ。

おばあちゃん家とかでふと目が覚めた黒い天井の下で、

どうしようもなく怖いと思った夜。

無邪気に笑っていられる理由が

どこにもないって感覚を、

一度は忘れていたのに 。

希望を表す方程式は、

馬鹿でいないと有解じゃない。

自分を騙してその口先を

糞に埋めても不快じゃない。

気が狂ったまま子供でいなきゃ。

瞼を閉じて盲目でいなきゃ。

分からないから怖いんじゃない。

進む先に崖が見えてるの！

何回、もう何千回考え直してみたことか。

笑けるｗくらい冷静になったら

これが現実で揺るぎないらしい。

二度と戻る事のないエントロピー

冷たくなって消えるエンタルピー

アイスの棒が抜け落ちるいつか

確かに僕が歩いたその道

気持ちだけの硝酸の海に、

みんなが帰った夜の低圧に、

今日が憎いと叫ぶ融点に、

明日を覚えてるための熱に、――

溶解　溶けてしまいそうな体

言うかい？　何を？　何を？

もうバイバイしなくちゃいけないの？

なら、言うかい？　思ってた事全部！

融解　溶けてしまう前にひとつ

有界な時間を描いた世界に地獄を！

あいつらも蠅も彼氏も親も

客も国もガキもキモすぎたわ！

怯えて喘いで信じてしゃぶって

豚の肛門に媚びるの。

めちゃ幸せだったあの日々さえ

くそ辛くて泣いたあの日々も零！

だってこれからは無限の、永遠の――

Mis　ペラペラ　網膜　applier

大量の蠅を茶碗に盛って

「大丈夫」と言って無防備に開けた

僕の口に流し込むの。

CAECUS！　なんにも見えていない癖に、

裸のダンスは面白いらしい。

黒髪にかけたゲロの臭いで、

蟻酸に爛れた瞼の痛みで、

お前が一生息つく暇さえなくなったらいいな

じゃあね！　この先は永遠の