雲が昇って 昇って 背を伸ばす
木々は揺れて やがて いつかは散る
つま先立ちでよろけ しゃがんだ夏
僕らだけが残っています
今年もいつの間に 響く祭囃子
最期だとわかった蝉の声
遠目に見た花火 バニラ味のアイスに
あまり時間はないのに 一つに結んだ後ろ髪
「何時だろう?」
何時でも 良いのにね
チャイムが鳴る
何度でも何度でも…わかってるんだよ
まるで、全部連れて行くようで
もしあの時の風が 夕焼けが
街が 匂いが 言葉が
曖昧にしていた夏果ての標だったのなら
忘れても、忘れても、泣きたくなるわけだ
もうちょっとだけでいいのにな…
♪
雨はまだ止まずに アスファルトを洗い
涼しくなったとき
それがどこか寂しかったり
「もういいかい?」もういいよ
相変わらずチャイムが鳴る
もういいよ、もういいよ、もういいよ
ねえ、君が言ってくれたんだろう
♪
「まだここに二人居るのにね」って
もしあの時の風が 夕焼けが
街が 匂いが 「じゃあね」が
本当にそれは夏果ての標だったんだな
さよならが、さよならが、纏わりつくような
汗は乾いて…
♪
雲が昇って 昇って 袖を通す
僕は今も憶えています。
- 作詞
RIRIKO
- 作曲
RIRIKO
NELKE の“夏果て”を
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ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
夏果て
NELKE
今年4月から始動した5人組バンドNELKE。夏の終わりを歌う新曲「夏果て」を電撃リリース!!
今回は初の試みとしてドラム担当のKeiがメロディの原案を考え、ボーカルのRIRIKOが作詞作曲をしていき
さらにアレンジには、バンドとして初のストリングスサウンドを加えるなどチャレンジに富んだ一作となっている。
同日、リリックMVがYouTubeにて公開!!
イラストアニメーションは、カレンデュラのアニメーションイラスト、revitalのジャケットイラストを担当した pigman。