IMASOKARI Front Cover

Lyric

IMASOKARI

kir

ビルの窓に映る 疲れ顔の現代貴族

烏帽子(えぼし)の代わりに ヨレたスーツをまとい

「いとあはれ」なんて 風流は落ちてない

あるのは 明日締め切りの 資料だけ

古文の先生が 言ってたっけ

「ラ行変格活用は 例外だ」って

そうさ 僕らの毎日も 手引き通りじゃない

予定調和を蹴って つまずきながら行く

あり・おり・はべり・いまそかり

今日もなんとか ここに「在り」

狭い部屋の隅で 膝抱えて「居り」

上司の機嫌取り 笑顔で「はべり」

瓶ビール片手に 「いまそかり」

余裕はなくとも 想いは変えない

既読スルーの恋 届かぬままの和歌

返事を待つうち カップ麺が伸びていく

千年前の人も こんな夜があったかな

月は見えない コンビニの灯が眩しい

「うつくし」ものは ショーケースの中

高くて手が出ない デパートのブランド品

自分へのご褒美は ポイント五倍の日

つつましく たくましく いきていく

あり・おり・はべり・いまそかり

理不尽な世界で 折れずに「在り」

休日くらいは 泥みたいに「居り」

誰かのために 汗流して「はべり」

たまには自分を 「いまそかり」

名前は残らず 歴史も残らず

それでも呼吸は 奪わせない

未然・連用 終止・連体

場に合わせて 仮面を替えて

已然(いぜん)・命令 言われるがまま

それでも消えない 僕という主語

千年越しで 触れあう魂

「活きる」はいつも 難易度が高い

あり・おり・はべり・いまそかり

君もどこかで 静かに「在り」

同じ空の下 踏ん張って「居り」

それぞれの場所で 誰かに「はべり」

今日という日を 「いまそかり」

教科書にゃ載らない 僕らの生活

回る洗濯機 残り十五分

それでも確かに ここに「居る」から

  • Lyricist

    kir

  • Composer

    kir

  • Producer

    kir

  • Vocals

    kir

IMASOKARI Front Cover

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    IMASOKARI

    kir

Ari, ori, haberi, imasokari. Four verbs from classical Japanese become a refrain for getting through modern life. Between deadlines, unanswered messages, and keeping the boss happy, IMASOKARI meets everyday exhaustion with wordplay, humor, and quiet defiance. For everyone whose story may never make the history books, it offers a simple declaration: we are still here.

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