

あぁ 風が靡いた
君の香りを乗せて
柔らかな夏の午後を
君という感情を小脇に
抱えて走ってゆく
揺れる 草木の音に
言葉が また消える
夏に溶けた愛は 僕にとっては恋だ
夏霞 君と見た奇跡だ
涙にしちゃ甘いな
並ぶ二つの影が伸びてく
僕らを置いてゆく
そんな一夏の恋だった
褪せる日暮れに染まってゆく
あぁ 風が凪いだ
君の影を残して
片影と夕陽 分け合った
あの日の空が鮮明さ
文字通りの永遠を願った
溶ける愛だけ溢さぬように
ただ想うだけ
風になってった声が
空高くで咲いた
夏が過ぎ 僕は憶えているんだろうか
"サヨナラ"と笑って
"また明日"を待った
僕らを 潜って去ってった
そんな夏風に恋をした
そんな儚さが恋だった
- 作詞者
Kentaro
- 作曲者
Kentaro
- プロデューサー
Kentaro
- ボーカル
Kentaro
- ソングライター
Kentaro

Kentaro の“夏風を飲む”を
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夏風を飲む
Kentaro
2000年生まれ東京出身のアーティスト。様々なジャンルを自分の色に染め上げ、キャッチーで繊細なメロディラインが特徴。
想いのすれ違いとは、悲しいモノであるが、そこに発生する影でさえも確かに愛おしいと思えたひと時の恋。きっと誰にも一欠片は存在するような、懐かしく、寂しく、けれどありえないほどに美しかった、そんな記憶たちを、淡い一夏の恋というテーマに乗せて作りました。
アーティスト情報
Kentaro
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