Lyric

十月三十一日の夜

暗闇の中で君を想ってる

気味の悪いこの部屋が心地良くて

生まれる前より楽に思えた

誰にも指をさされず

文句も言われないけど

君に会いたい、君に会いたい、

君に会って話したい

私化ける、化ける、化けるからおいでよ

街まで連れてって、連れてってくれよ

誰にも見えなくても君が見えるのなら

早く迎えに来て、迎えに来てここまで

このトンネルまで

十月三十一日の夜

トンネル横はまた咲き誇ってる

知らない人たちが置いた餞に

生まれた時から愛を感じた

みんなが手を合わせる中

顔を覗き込むけど

君が見えない、君が見えない、

君に会って取り憑きたい

私化ける、化ける、化けるからおいでよ

街まで連れてって、連れてってくれよ

誰にも見えなくても君が見えるのなら

早く迎えに来て、迎えに来てここまで

このトンネルまで

私は君を怨んでなど居ない

私は君を怨んでなど居ない

私は君を怨んでなど居ない

私は君を怨んでなど居ない

十月三十一日

トンネルの中で君と歩いてた夜

胸が熱く、胸が熱く、真っ赤に染まっていた

私呪う、呪う、呪うからおいでよ

奥までついてきて、ついてきてくれよ

誰にも見えないから二人きりなんだよ

すぐに迎えに行く、迎えに行くそこまで

その入り口まで

化ける、化ける、化けるからおいでよ

街まで連れてって、連れてってくれよ

誰にも見えなくても君が見えるのなら

早く迎えに来て、迎えに来てここまで

このトンネルまで

十月三十一日の夜

私が消えて生まれた運命の日

十月三十一日の夜

声がトンネルの奥で響いた

独りじゃなかった