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歌詞

嘘つきの鷲が死を呑みこんだ

No Name Lounge

その手 その翼が傷つける すべての希望を壊し はばたいた

あなたも はじめは小さな小さな幼子 子守唄を 聞いていたね

遠くの声が聞こえる

ささやく 声が響く

いつか どこかの揺籃の地で 見つけた 無垢なる嘘を ひとつまみ

無辜なる子羊たちの お口に たくさん詰め込みましょう たんとお食べよ

満ち足りたくないと 泣き叫ぶのなら

今なら間に合うのよ 僕の心で 朽ちなさい

すぐそばで歌う子よ

いつまで声を上げる

笑うその眼は 暗くドロドロとした想いを臓腑に抱え 夜を待つ

どこかで聞こえる 声の感情さえも 見つからぬまま 夜が明ける

いまは

光も見れぬ眼に かしずくあなたの 声を聞かせるのなら

ここではないの

そう 求める言葉さえ 届かぬ

膿に包まれた

ああ ああ 朽ちなさい

  • 作詞

    Junpei Nagao

  • 作曲

    Junpei Nagao

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No Name Loungeの10年ぶりのオリジナルフルアルバム。
JunpeiNagaoの書き上げた1本の小説から成る物語が、フルアルバム・絵本・映像・衣装へと形を変えて世界を駆ける。

舞台は北欧神話の世界樹ユグドラシルに住んでいるといわれる鼠「ラタトスク」。
本作は、「ユグドラシル」を「人間の世界」になぞらえて、ラタトスクが世界を駆け回る中で
見てきた人間社会の善と悪、矛盾と真理を音に乗せて伝えるコンセプトアルバム。

各楽曲はユグドラシルの世界、そこに生きるものの考え方、理を表現する。

このフルアルバムは、No Name Loungeが人間社会の善悪・喜怒哀楽・矛盾と心理を神話の世界観に包んで伝える「暗く澱んだ生命賛歌」である。

アーティスト情報

  • No Name Lounge

    No Name Loungeの10年ぶりのオリジナルフルアルバム。 JunpeiNagaoの書き上げた1本の小説から成る物語が、フルアルバム・絵本・映像・衣装へと形を変えて世界を駆ける。 舞台は北欧神話の世界樹ユグドラシルに住んでいるといわれる鼠「ラタトスク」。 本作は、「ユグドラシル」を「人間の世界」になぞらえて、ラタトスクが世界を駆け回る中で見てきた人間社会の善と悪、矛盾と真理を音に乗せて伝えるコンセプトアルバム。 各楽曲はユグドラシルの世界、そこに生きるものの考え方、理を表現する。 このフルアルバムは、No Name Loungeが人間社会の善悪・喜怒哀楽・矛盾と心理を神話の世界観に包んで伝える「暗く澱んだ生命賛歌」である。

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