歌詞

流れる雲を見つめて

僕は永遠なんてないって悟った

悲しいことも嬉しいことも

生きてる証だって分かりかけてた

空いてしまった棚の隅っこで

無理やり支えられた本も

いつかの思い出だ

あなたに会えるだけで

本当によかった

これ以上を望むのなら

離れてくきっと

風が攫ってゆくよ

もしも、僕が死んでしまったら

あなたはどう思うのかな

「ねえ、想像してみて」

悪い冗談

困ったようにただ笑っていた

あなたに会えるだけで

本当によかった

その体温に触れるだけで

言葉は要らないよ

痛みだって分けるから

飾らない 飾らないでいてよ

諦めた横顔 その頬に触れた

くだらない一日が代え難いこと

気づかずに僕らは終わっていくから

あなたに会えるだけで

本当によかった

離る朝も残る夜も

涙から始めよう

大切って何か、優しさって何か

考え続けることこそに

意味があるのかな

忘れても思い出して

離れてもここにいて

いつかは来るさようなら

できるだけゆっくりとさようなら

流れる雲を見つめて

僕は永遠なんてないって悟った