歌詞

果てなく広がる あの大空が切り取られて見える暗闇で

居なくなったママを探して七の夜を越えた

いつか来る幸せ

届かない祈り

背を丸め蹲って小さな夢を見ていた

風のミロク 僕を乗せて

どこか遠くへ連れて行って

翼のミロク 虹の橋を越えたら

そこに幸せがあるんだ

月が消えて 星が落ちていく そんな夜に差し延べられた手

幼い僕はただ嬉しくて 暖かいその手に抱かれた

けれど僕の足には鎖が巻かれて

背を丸め怯えながら殺されるのを待った

風のミロク 僕はどうして

この世界に生まれて来たの？

翼のミロク 僕はどうしてここに居るの？

誰か教えて…

そんな時 声が聞こえた

「君の祈りや苦しみ、痛みは きっと世界中の人に届いて

皆少しづつ優しくなるよ」

幼い僕には難しくて良くわからなかったけれど

やっとママに会えるから 僕は力の限り走った