Lyric

真っ白な海に潜りこんで

あたり見回すけど私だけ

それはそうだな 広い海だ

私も一緒にとけてしまった

背中には翼を

教えて方法を

長く煮詰めてきた気持ちを

混ざってとけていった絵の具のように

嬉しくて悲しくてもうわかんない

疼いた胸の温度を波に乗せて

頷いて欲しいのかな？

それもわからない

新しいもの　輝くもの

何もかも見たくて旅に出る

一瞬で終わる物語に触れてしまったら

始まっていた

抱えてる何かが渦を巻く

手が悴む

吐き出してしまえば

なんてさ笑える

本当だって言うの？

身じろぎするだけで壊れる

忘れて消えていったあの気持ちは

いびつで美しくて そうキマイラ

もう一度会いたいって決まった場所探す

約束してもその頃いないだろうな

並べた言葉たちに

引いた線の形に

ねえねえ何か応えて確かな声で

上がる声に潜んで隠れ続けていた

私も一緒だ

今　優しく掬うよ

真っ白 海にひとりで漕ぎ出す

怖いよ それでも私会いに行くよ

私の世界に棲む怪物

混ざってとけていった絵の具のように

切なくて優しくてもう嫌いだ

疼いた胸の温度を波に乗せて

頷いて欲しいのかな？

それはわからない