ACTOR Front Cover

Lyric

ACTOR

mipp

可もなく不可もない毎日の安寧と

たまに貰えるご褒美のため

今日もプルチネッラを演じてんだ

喜劇の王はそんなちょっとした幸せが

いつしか物足りなくなって

過信に酔って未知を訪ねると

嫌気のナイフを脳天に刺されるんだ

溢れ出した素の自分を

ぐだぐだと骸に押し込んで

誰も彼もパレイドリア

可憐な石橋を叩き割って

死なない程度に気楽に生きて!

ACTOR 君はいつも笑って損な役回りをして

自己肯定感のラストピースが

突かれる度に俯いて

ACTOR 君はいつも笑って被害者面をして

自己満足だけじゃ飢えた核心が

疲れる旅に狂い出す

叶いそうもない絵馬に書き殴った願いは

ただ、君に愛されたいだけ

苦もなく負荷もない毎日の平穏と

稀に現れる駄菓子のため

またアルレッキーノを演じてんだ

悲劇の主人公のフリをしていたら

そんな自分すらも惨めに思えて

疑心に沿って道を尋ねたら

寒気の銃弾が腑を撃ち抜いた

おどけて踊って驕っていても

楽しくもないからさ

ここらでコロって転んでみても

手を掴んでくれる人はいない

どうも察しが悪いようで

三振ばっかりでさ

血眼の愛情欠乏症

あばら屋で弾け飛んだ傀儡

考え過ぎなのはいつもどおり

捻くれて詰め込みすぎた歌詞と

来世までの暇を持て余して!

ACTOR 君は作り笑ってそんな立回りをして

事故中心的な世界で独り

隣人を待っている

ACTOR 君は作り笑って負け犬面をして

自己中心的な正解を赦してくれる

先導者を乞う

叶いそうもない夢を描き残したさらしものを

ねぇ、なぜ笑うんだい

どうも察しが悪いようで

三振ばっかりな自分は

血眼の愛情欠乏症

あばら屋で弾け飛んだ傀儡

君の幸せを思うほど

隠し味に不幸なマルベリー

消耗品の音楽と

波打際で退屈を叫ぼう

ACTOR 君はいつも笑って損な役回りをして

自己肯定感のラストピースが

突かれる度に俯いて

ACTOR 君はいつも笑って被害者面をして

自己満足だけじゃ飢えた核心が

突かれる度に

「君が幸せならもう、どうでもいいよ」って

思いたいけど思えば思うほど

隠し味に不幸なマルベリー

ACTORもそこらのあの人も

かの有名なあの人も

ただ、君に愛されたいだけ

  • Lyricist

    mipp

  • Composer

    mipp

  • Producer

    mipp

  • Guitar

    mipp

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