Lyric

喪に服したフリした呟きを

自然にできるのは所詮他人事だから

愁だ言葉を繋ぎ合わせて

手を合わせもせずに調子だけ合わせて

御都合主義の死に際を思い浮かべて

血だるまのままの亡骸から

ハイカラな何様がズラかったんだろう

本音も建前もいらないから

今生のサヨナラを焼きつけてよ

祈ったつもりの冥福よりも

狂った死に様を抱きしめてよ

三途の川で振り返るあの人に

目を逸らさずに顔向けができるかな

三途の川を渡ってくあの人に

つぎはぎだらけの言葉届いたかな

失った瞬間だけ友達

その身の振り方が綺麗に見えるから

酒の肴に偲んでる事が

手軽でお気楽で手頃で別れ映え

傷心気味にセルフィーを盛り付けし終えたら

Ⅳ△7（ヨン）

Ⅲ7（サン）

Ⅵm7（ロク）のBGMと美辞麗句に

またカタルシス得てる

弔いなんて片腹痛くて

虫の良すぎる歌やめておくれ

付け焼き刃の哀悼並べても

重ねた不義理は返せないのに

三途の川でまた会える日が来たら

見えすいた嘘を許してくれるかな

三途の川でまた会える日が来たら

卑劣な言い訳を聞いてくれよ

遠からず近からずの命を

卑しい打算で天秤にかけ

また値踏みしているイマジナリーフレンド

今を生きる君に告ぐrust in peace

三途の川で振り返るあの人に

目を逸らさずに顔向けができるかな

三途の川を渡ってくあの人に

つぎはぎだらけの言葉届いたかな

三途の川を渡ってく日が来たら

悲しいフリした顔に反吐が出るかな

三途の川で振り返る日が来たら

その悪巧みに中指立てれるのかな

許してくれるかな

許せる日が来るかな