※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
砕け散った感情の断片が、
高速で脈打つ4つ打ちのビートに乗って突き刺さる。
触れようとした瞬間にすり抜ける記憶、
透明で、しかし確かに痛みを残すノイズ。
ハイトーンのファルセットが
夜の境界線を切り裂くように響き渡り、
鋭く揺らめくギターと共に
「存在のぶれ」をあぶり出す。
灰の距離が放つ、
時雨的緊張感を極限まで高めた
高速エモーショナルロック。
灰の距離は、佐藤怜(Vo/Gt)、森川蓮(Ba)、美咲(Dr)による日本の3ピース・ロックバンド。 冷えた都市の空気と内側に残る熱をテーマに、乾いたギターとタイトなリズムで焦燥と静寂を鳴らす。 そのサウンドは、NUMBER GIRLやFUZZY CONTROLに通じる衝動性と、現代的な無機質さを併せ持つ。 「燃え尽きる前の光」を描くように、灰の温度を測るように、彼らの音は常にギリギリのところで生きている。
SNAP