

記憶の舟に乗り
あなたの面影を探す
思い出の中のあなたは
今も優しく微笑む
想いを伝えたわけじゃない
約束をしたわけでもない
「おはよう」と言うだけで
世界が薄紅色に染まった
道が分かれて
言葉を交わすこともなくなり
胸の奥にしまった想いを
季節だけが連れていった
夕暮れの駅を通るたび
あの日の声を思い出す
「また明日」と言えなかったことが
今になって少し淋しい
桜が咲いて雨が降って
いくつもの季節を越えた
忘れたつもりの記憶ほど
ふいに心をあたためる
もしもあの頃に戻れたら
何かを変えられただろうか
それでもきっと私は
あなたに笑っていたのでしょう
記憶の舟を岸へ返し
遠い日のあなたを見送る
叶わなかった恋だから
綺麗なままで残っている
あなたは知らない
私の胸に残った景色を
あの日の「おはよう」だけが
今も薄紅色のまま
- 作詞者
迷い猫のstraykitten, 塩豆大福
- 作曲者
By Cat's Hand
- ミキシングエンジニア
By Cat's Tail
- グラフィックデザイン
塩豆大福
- ギター
By Cat's Hand
- ドラム
By Cat's Hand
- キーボード
By Cat's Hand
- ボーカル
By Cat's Hand

迷い猫のstraykitten の“記憶の舟”を
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記憶の舟
迷い猫のstraykitten
叶わなかった恋だからこそ、色あせることなく心に残り続ける記憶がある。
何気ない朝の「おはよう」という言葉。それだけで世界がほんのりと色づいた、遠い日の淡い恋。相手は知らないまま過ぎていった想いも、胸の中には今も美しい景色として残っている。
『記憶の舟』は、忘れられない人への想いを静かにたどりながら、思い出をそっと岸へ還していく、切なくも優しいラブソング。叶わなかった恋を悲しみだけで終わらせず、大切な記憶として抱きしめ、いつか穏やかに見送る心を描いている。
あなたの心にも、今なお薄紅色のまま残っている景色はありますか。



