匂いは薄れて鼻は慣れた
寂しいけれどどこか温かい
風の音と波の音が
重なり合って流れるメロディー
なぞるだけ
僕らは少し背が伸びて
聞き分けが良くなって
言い訳も上手くなって
もう君は居ないこの街を
青が呑み込んで染まっていく
飛行機雲が千切れたのさ
くだらないことで笑った
何気ない時間が宝石のように
輝き出して涙をこらえた
この坂を登ったら見える
この街の海、君が好きだった
そっちの街にも海はありますか?
解けてまた離れて
手繰り寄せて何度でも
応えて見つけ出して
二人は二人のままで
くだらないことで笑った
何気ない時間をきっと思い出して
溢れてしまうだろう
この坂を登ったら見える
僕たちの日々、君が好きなんだ
そっちの街にも海はありますか?
- Lyricist
Chronograph
- Composer
Chronograph
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Chronograph
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