心臓のジャケット写真

わずかな灯を

探して飛びまわっている

限りある命を消費して

余裕のない空に放った祈りでは

400年前の光に届かない

冷たいアスファルトの上

投げ捨てた言葉が砕け散った

[svecchachara]

したいことも

しなきゃいけないことも

見失ってしまうような

この惑星のシステム

[svecchachara]

白と黒の蛇を腹に抱えて

消えていった記憶と

空になったてのひら

サイーデ、朝が呼んでいる

いかなくちゃ

ありふれた日々が喉をしめつける

飽きもせず繰り返す

暮らしに埋もれて

見えない唐傘オバケも

虹色のライオンも巨大なロボットも

[svecchachara]

四大よりもずっと深い青の底

澱みきった赤い血が

叫ぶ最後のシグナル

[svecchachara]

白と黒の蛇を胸にぶら下げ

混ざり合った雲の果て

ひび割れた時の果て

[svecchachara]

したいことも

しなきゃいけないことも

見失ってしまうような

この惑星のシステム

[svecchachara]

白と黒の蛇を腹に抱えて

消えていった記憶を

越えた先の丘で会おう、サイーデ

サイーデ、

いかなくちゃ

  • 作詞

    神田陽

  • 作曲

    神田陽

心臓のジャケット写真

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ZERO COOL

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