歌詞

振り返ることなく 始まった

篝火の揺らめく広場で

一つの出会いが 世界を動かし

遠い歴史が 今 蘇る

遠くの村から来た少女が

ふとしたきっかけで 手を取った

見知らぬ地図が 目の前に開き

声にならない光が灯る

今はまだ答えなどない

だけど何かが 動き始めた

心の奥にある 微かな願いが

誰かを守りたいと ささやいた

時を越えて 辿り着く先に

待っているのは 今を選ぶ力

答えのない世界でも

手を取り合って 進んでいける

光を失った 城の中

こだまするのは 嘆きと記憶

だけど戦いの傷跡にも

なお残る温もりがあった

信じることで 人は変われる

意志を繋いで 明日を創る

振り向かずに 進むために

心を耕し 種を蒔く

強くなりたいと願った

だけど守れないものもあって

その人の名前を唱えながら

また立ち上がる その度に

幾度も 蘇る想い

壊れた絆を 繋ぎ直して

いつしか僕らは弱さを許し

それが力になると知った

言葉を越えて 伝わるもの

それは傷跡に 光る一筋

二度と戻らない時を越えて

明日を照らす 炎を灯す

一つの選びが 世界を変える

間違いも不安も 越えていこう

この道を進む理由は

君がそこにいてくれたから

たとえ姿をなくしても

想いは決して消えたりしない

今は何もなくても

刻んだ足跡は残るから

照らされた真実に戸惑う

でも運命には負けない

繰り返す時の中でも

選ぶのはいつもこの心

動き始めた 時の筋道

その先に見える 新しい世界

信じ合える人がいるだけで

こんなに世界は美しくなる

ありがとう　さよなら　ただいま

繰り返すたびに 近づいていく

迷わずに選んだ この今が

世界を繋ぐ 歌になる