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クラシックからタンゴまで、様々なジャンルで活動してきたチェリスト・植草ひろみが、はじめてオリジナル楽曲制作に挑戦した記念すべきアルバム。フランス・アメリカ・スペイン・アルゼンチン、実際に訪れた際の印象やその地にまつわるご縁などを見事に楽曲に表現しています。チェロソロで演奏する楽曲2曲と、「Liberoba」というユニットで活動を共にする中村由利子のピアノとの共演曲4曲が収録され、それぞれ違うキャラクターの楽曲で聴き応えがあります。

アーティスト情報

  • 植草 ひろみ

    千葉県 船橋市 出身・在住 11歳からチェロを始め、東京藝術大学附属音楽高校を経て同大学に進む。在学中にジャズピアニスト高瀬アキ氏のライブに参加し、アストル・ピアソラの音楽に出会う。卒業と同時に新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。10年間、多彩なプログラムと小澤征爾氏、ロストロポーヴィッチ氏などの音楽に大きな影響を受けた。在団中の2年は米国に留学をし、リサイタルや音楽祭参加などで研鑽を積んだ。退団後、ピアソラ曲集のCD『Cafe 1930』をロサンゼルスで録音、オペラシティリサイタルホールでCD発売コンサートを行い好評を博した。このCDを携え、ピアソラの親友でチェリストのホセ・ブラガート氏をブエノスアイレスに訪ねた。その時同氏からピアソラ音楽の薫陶を受け、多くの楽譜を戴き日本で紹介している。国内外のアーティストからの信頼も厚く、アンドレ・ギャニオン氏の日本公演、髙橋キヨシ氏のNYカーネギーホール公演、久石譲氏と9人のチェリストによるコンサートツアー(『a Wish to the Moon』というDVDが発売)、中村雅俊氏の40周年記念アルバム『ワスレナイ』に収録の“花は咲く”ではフィーチャーチェリストとして、また江原啓之氏やペギー葉山氏のリサイタルなどに参加している。 自身2枚目のCD『いつかの美しい日のように』は、“ぶらあぼ”“レコード芸術”各紙より高い評価を得た。またハープの早川りさこ氏とのライブアルバム『The Song of the Heart』がハイレゾサラウンド音源でダウンロード販売された。2015年、作曲家でピアニストの中村由利子氏とユニット『Liberoba-リベロバ』を結成。CDリリース、コンサート活動をスタートした。また早川りさこ氏とのアルバム『Sound of the Sky』がハイレゾサラウンドとCDでリリースされた。2017年、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校(藝高)同級生4人によるチェロカルテット「超チェロ組」(菊地知也、渡邉辰紀、渡部玄一、植草ひろみ)のアルバム「超チェロ組」がハイレゾ・サラウンドとCDでリリースされた。癒しと情熱を奏でるチェリストとしての演奏の他、ベジタブル&フルーツアドバイザーの資格も持ち、幅広い活動を展開している。

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MAKANAI RECORDS