

寝息を立てるあなたの隣で
手紙をしたためています
あすの朝 目覚めた時に
こんな幸せな気持ちを
忘れているかもしれないから
同じこと何度 聞いても
優しく教えてくれる
あなたを振り払ったときも
そっと静かに手を握ってくれる
だから私は私でいられるの
(それが嬉しいの)
あなたを忘れてしまう
時があっても
いまこうしてここにいる
私がどんなに幸せなのか
あなたには分かって欲しいから
もしも明日
あなたと私の名前さえも
もしも明日
写真のなかの笑う二人を
思い出すことが できなくても
決して忘れないで欲しい
あなたを愛していること
Haa…
忘れて行くすべての事を
耳もとで囁いてくれる
貼ってくれたメモが
たくさんのこと教えてくれる
だからこうして歩んで行けるわ
波がさらう砂のように
少しずつ消えて行く
そして前ぶれもなく
帰り道を見失うかもしれない
私が私でなくなって行く
(とても怖いの)
あなたを忘れてしまう時が
あっても
あなたのそばにいる
すべてを失ってはいないことを
あなたには分かってほしいから
Huu…
もしも明日
あなたの顔がわからなくても
もしも明日
私が私でなくなっていても
たとえ心が壊れたとしても
ともに重ねた想いは
消えないから
もしも明日
私がここへ戻れなくても
もしも明日
別れも言えず去ったとしても
愛しいあなた
私のこと忘れないでね
そして できるだけゆっくりと
私に会いにきて欲しい
ゆっくりとゆっくりと…
Uuuu…
心の底でいつまでも
あなたを覚えているから
Huuu…
- 作詞者
Mark Neon
- 作曲者
Mark Neon
- プロデューサー
Mark Neon
- グラフィックデザイン
Mark Neon
- プログラミング
Mark Neon

Mark Neon の“もしも明日”を
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- ⚫︎
もしも明日
Mark Neon
『もしも明日』— 記憶の岸辺に灯る、永遠の愛の物語
これは、時が流れ、記憶が薄れても決して消えることのない、真実の愛を歌った感動的バラード
認知症により記憶を失っていく妻と、静かに、しかし深い愛情をもって寄り添い続ける夫。この曲は、認知症という困難なテーマを扱いながらも、夫婦間の深遠な愛と絆を非常に優しく、そして切実に描き出しています。
「もしも明日、あなたと私の名前さえも思い出すことができなくても、決して忘れないで欲しい。あなたを愛していること。」このサビは、すべてのリスナーの心に、失うことへの恐れと、それでも続く愛の力を深く問いかけます。大切な人を想うすべての人へ贈る、優しさに満ちた永遠のラブソングです。



