

痛いほど眩しい薄陽が
未だに凍てついた朝を溶かす
花が散って春が吹いて
過ぎゆく夜に溺れている
所在なく流れる風が
無条件に心地いいのは
自分のことで精一杯だからなんだろうか
終日晴るる空には有明の月と
そぞろに揺れている陽炎
あれだけ一人になりたがったのに
実は独りが苦手だと気付いたのはいつ?
今日くらい瞼が落ちるまで
好きなことだけしていればいい
憂いも太陽も朽ちるまで
日が暮れて鏡になった
車窓に歪んで醜い僕が映る
ふと空いた穴に見えたサイケに愛を注いで
僕が求めるのは君のシンパシー
人を愛せないという恐怖に君の
声が今でも中和するように
劈け
黒く覆う雲の奥に
待っている兄弟と青空へ
届くのはいつ?
仄暗いここから出れぬまま
明日になるのを待っている
明けない夜が明けるまで
生きるために吐かなきゃいけない嘘偽りや
分かち合えない痛みたちが
多すぎて嫌になる
時々酷さと狡さを孕んで
あなたの影を踏んで歩く
僕をどうか
- 作詞者
Lufure
- 作曲者
Lufure
- プロデューサー
Lufure
- ミキシングエンジニア
Lufure
- マスタリングエンジニア
Lufure
- ギター
Lufure
- キーボード
Lufure
- シンセサイザー
Lufure
- ボーカル
Lufure
- ピアノ
Lufure
- ソングライター
Lufure
- 合唱 / コーラス
Lufure

Lufure の“Dusky Haze”を
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Dusky Haze
Lufure
心の蟠りや苦しみを薄暗い靄に例え、その中で彷徨し、踠くことを歌った曲です。
アーティスト情報
Lufure
作詞・作曲・編曲を一人でこなす高校生。3歳からピアノを習い、ギター、ベース、ドラムまで巧みにこなすことができる。昨年11月29日には初の楽曲「色彩」を、今年2月2日には「Void」をリリース。作詞作曲だけでなく、優れた歌唱力をも持ち合わせ、今後間違いなくバズる期待の新人である。
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