歌詞

誰にも見せない秘密の地図

誰にも言えないことも増える

どこにもない入り口探し

その時既に始まってた

最低限の荷物を積み

考えもなく飛び出してた

そう、これから先に

抱く希望へ拳あげた

たった一つのユートピア

きっと心は求めてた

ずっと先に見えてる地平線

繋いで道にしよう

歩いた

月明かり2人の足跡

酌み交わし笑い合った日々を

泥だらけの手書きの地図に

また一つ書き足した

掴み損ねた灯りの数は

優しく灯る最初のランプが

一つ一つ　覚えている

ねぇ、この歩みは無駄じゃないと

覚えてるから

気づけば増えてた荷物の数

手探り取り出す錆びたナイフ

誰もが使った後のそれは

誰かを救った後の姿

最大限で走る事が

段々なんか怖くなって

そう、怖気付いていた

弱いところも残っていた

僕は勇者ではないし

僕が正しいとも言えない

僕は信じてるだけ

選んだこの先を見たいから

走った

このコンパスの導く方へ

忘れかけたオリジンを持って

後ろ指に刺された未来

諦めたくはなかった

紡いだ物語の終わりで

なんてことない会話広げて

きっと変わってない笑えるよ

あぁ、それがいいね

だからさ

描き足そう

どうしても足が震えてきて

落とした物目を向けてばかりで

下を向き溢れる雫に

気づいてギュッと縛った

帰ろうだなんてまだ早いし

進もうか旅の続き

あの日見つけた星の名前は

僕らがつけて取っておくんだ

いつか道に迷った時に

僕ら進めるように

そしてこのコンパスが壊れても

最初のランプが灯らなくても

手描きの地図の印だけは

消さない、消させない

きっかけは消したくないから

残そう

終わりじゃないから

こうしよう

忘れないように口ずさむんだ

忘れたくないから歩くんだ

僕らが愛した世界は

いまも愛してるままで

ずっと変わらなくって

壊れてなんてないよ

だから一歩

また踏み出そう

まだ歩けるよ

ほら笑えたよ