

眠れないまま朝を待って
光る画面を伏せた
「元気でね」の短い文字が
やけに優しくて痛かった
嫌いになれたなら
こんな夜も終わるのかな
消せない写真ばかり増えて
時間だけが過ぎて行く
最後の既読がついたまま
言えなかった言葉が残る
ありがとうも ごめんねも
胸の奥で揺れている
あなたのいない明日に
少しずつ慣れていくけど
忘れることと
思い出になることは
きっと違うから
駅までの帰り道とか
よく行ったあの店とか
何気ない景色の中に
まだあなたがいるみたいで
会いたい気持ちほど
行き場をなくしてしまう
季節だけが変わっていくのに
私は立ち止まったまま
最後の既読がついたまま
閉じ込めた想いが滲む
寂しささえも抱きしめて
今日も夜を越えていく
あなたが選んだ未来が
幸せでありますように
強がるたびに
こぼれ落ちる涙だけ
まだ隠せなくて
もしもどこかで偶然
また会える日が来ても
あの日みたいに笑えるかな
それとも俯いてしまうかな
最後の既読が消えなくて
心だけが取り残される
それでも もう歩き出そう
あなたのいない空の下
好きだったよ
誰よりも好きだったよ
その言葉だけ
風にそっと預けて
明日へ向かう
- 作詞者
迷い猫のstraykitten, 塩豆大福
- 作曲者
By Cat's Hand
- ミキシングエンジニア
By Cat's Tail
- ギター
By Cat's Hand
- ドラム
By Cat's Hand
- ボーカル
By Cat's Hand
- ピアノ
By Cat's Hand

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最後の既読がついたまま
迷い猫のstraykitten
最後の既読がついたまま、伝えられなかった言葉と、消せない思い出を胸に抱える夜。何気ない景色の中に今も面影を探してしまうほど、大切だった恋。忘れることと、思い出に変わることはきっと違うから。涙をこらえながら、いつか相手が幸せであるようにと願い、言えなかった「好きだったよ」を風に預けて、新しい明日へ歩き出す。切なさの中に小さな希望を描いた、静かな失恋バラード。



