口に運んだ 氷菓子ひとつ
去年の今頃は 君と食べてた
頬張るたびに 目を閉じるしぐさ
それを眺めるのが とても好きだった
街はすでに陽炎 氷は溶け始めてるのに
この寂しさの塊だけは 残ったままで
あどけなく はにかんだ
あの日の 君がきらり
この胸のグラスの中で 季節ひと回り
どれだけの 時間が過ぎ
記憶を薄めようと
ベロに色がつくたびに 甦る 君の水色
口に運んだ 氷菓子ひとつ
こんな味だったっけ 君がいた時と違う
思いつく限りの 言葉を並べてみたけど
君を取り戻せるようなものは 見つけられなくて
青空が 広がるほど 僕の心は ぽつり
繰り返すように溢れてく 君じゃなきゃやだよ
どれだけの 嘘重ねて 世界を頬張ろうと
君のシロップで味わう 世界にはきっと 敵わない
あどけなく はにかんだ あの日の 君がきらり
この胸の痛みは僕だけの 夏の風物詩
どれだけの 時間が過ぎ 記憶を薄めようと
ベロに色がつくたびに 鮮やかに 君は水色
- 作詞
粟子 真行
- 作曲
粟子 真行
- プロデューサー
kishi
ココロオークション の“氷菓 (Live From hoshioto camp 2023)”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
夢で会えたら (Live From hoshioto camp 2023)
ココロオークション
- 2
火花 (Live From hoshioto camp 2023)
ココロオークション
- ⚫︎
氷菓 (Live From hoshioto camp 2023)
ココロオークション
- 4
僕らは愛の中 (Live From hoshioto camp 2023)
ココロオークション
アーティスト情報
ココロオークション
キーワードは「Remind Memories」。 日本・関西を舞台に、ひとつひとつ丁寧に作り上げた音楽や、 それらから着想を得たストーリーのあるプロダクト、ライフスタイルを発信。 今この時代だからこそ思い出して大切にしたい身近にあるモノ、コト、 そして音楽のありかたや、音楽のある生活を提案する4人組バンド。
ココロオークションの他のリリース