それは何万 何億という心をなぞり
美しくも醜くも 見えるでしょう
夜明けを待たずに 靴音が増える
風に聞く レコードの埃が舞い散る
きっと今頃
あなた 色を変えて
何でもない顔をしては
そっと出ていくのでしょうね
どこにでも 何にでも
与えられるもの
誰かに取られぬように
守るもの
思いださせてほしい
鏡に映る私の
誰にも触れられない
わかりもしない愛しさを
きっと今頃
あなた 色を変えて
何でもない顔をしては
そっと出ていくのでしょうね
どこにでも 何にでも
与えられるもの
誰かに取られぬように
守るもの
- 作詞
扇芝智也
- 作曲
扇芝智也
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- ⚫︎
鏡
扇芝智也
- 2
あの頃
扇芝智也
- 3
青い春
扇芝智也
- 4
赤道直下、雨の街
扇芝智也
- 5
坂の向こう
扇芝智也
- 6
屋根の上の子供たち
扇芝智也
- 7
パラシュート
扇芝智也
- 8
再生
扇芝智也
大阪を拠点とするアーティストの扇芝智也が3作目となるニューアルバム『独白』を6月24日にリリース。
2年ぶりとなる今作は、前作『凹』『凸』同様、全曲1発録りで計8曲を収録。人や社会を田舎の小窓から除いたような”客観視”をテーマにした前作とは異なり、自身の幼少期から20代半ばまでの、身近な親族や友人の死、古き友人たちの過去の出来事、そして未来について、などを自身の視点からの”記憶”を描いた極めて個人的な作品テーマで構成されている。
レコーディングは豊田哲司をエンジニアに迎え、自身が大阪で経営するLive-art-bar MagaYuraのライブスペースで行った。真向かいに走る電車の音など環境音を敢えて取り込み、偶発性への期待と自身も社会に溶け込む一員であるという表現も加えて制作した。