三つ数えたら 僕らは歳をとった
歪んだハンドルで 車輪を回す
声が枯れるまで 街は叫び続けて
何度も何度も 生まれ変わるだろう
夜の始まりに あなたを祈るとき
何もかもを忘れて 踊ってしまえば
地図をなくして 彷徨うひとのように
夢は終わるもの 手を叩きましょう
萎んだパラシュート ひらひら落ちる
僕ら永遠を 望みすぎた
雨は暫く 止みそうにない
濡れた太陽 ありふれた街に 降り注ぐ
賑わう都会に 幾万の槍が降る
さっきまでの笑顔や 昨日までの怒りと
振り向いた後で 全部わかるでしよう
夢は終わるもの 空は青いまま
萎んだパラシュート ひらひら落ちる
僕ら永遠を 望みすぎた
雨は暫く 止みそうにない
濡れた太陽 ありふれた街に降り注ぐ
海の静けさに 驚いた僕らは
約束を果たそうと 空に塗れて走る
手を繋いだり 抱きしめあったり
身体を滑らせて 美しく光る
- 作詞
扇芝智也
- 作曲
扇芝智也
扇芝智也 の“パラシュート”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
鏡
扇芝智也
- 2
あの頃
扇芝智也
- 3
青い春
扇芝智也
- 4
赤道直下、雨の街
扇芝智也
- 5
坂の向こう
扇芝智也
- 6
屋根の上の子供たち
扇芝智也
- ⚫︎
パラシュート
扇芝智也
- 8
再生
扇芝智也
大阪を拠点とするアーティストの扇芝智也が3作目となるニューアルバム『独白』を6月24日にリリース。
2年ぶりとなる今作は、前作『凹』『凸』同様、全曲1発録りで計8曲を収録。人や社会を田舎の小窓から除いたような”客観視”をテーマにした前作とは異なり、自身の幼少期から20代半ばまでの、身近な親族や友人の死、古き友人たちの過去の出来事、そして未来について、などを自身の視点からの”記憶”を描いた極めて個人的な作品テーマで構成されている。
レコーディングは豊田哲司をエンジニアに迎え、自身が大阪で経営するLive-art-bar MagaYuraのライブスペースで行った。真向かいに走る電車の音など環境音を敢えて取り込み、偶発性への期待と自身も社会に溶け込む一員であるという表現も加えて制作した。
