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ネグレクト

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本作は、私自身の幼少期の記憶と、当時の環境をプロットに書き起こした私小説的な一曲です。
制作のきっかけは、自分自身のバックボーンを一度音楽として昇華してみようという試みからでした。
楽曲制作において最も重視したのは、当時の私が感じていた「景色」と「音」の再現です。
「愛してほしい。けれど、誰も来ないことは分かっているから期待はしない」
そんな矛盾した孤独を表現するため、あえて楽曲全体を単調な構成に留め、大胆な転調を排除しました。軽快なグルーヴや滑らかな歌唱では、あの頃の心に渦巻いていた「歪な野心」や「沸々とした感情」を削ぎ落としてしまうと考えたからです。
サウンド面では、ジャジーなコード進行をベースに、歯切れの良いストリングスが感情を断裁するように作りました。また、記憶の中にこびりついている耳鳴りや雑音を意図的に配置し、サックスにはOver Driveで歪みを加え、ピアノの上から鍵盤の打鍵音のみを重ねるなど、多角的なアプローチで「規則性の中にある不規則な歪み」を追求しました。
聞き手によっては、ぶつ切りになるような歌唱やノイズに違和感を覚えるかもしれません。しかし、その違和感こそが、押し入れの奥でテレビを見つめていた私のリアリティです。

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