荒唐無稽な理想掲げていた
衆目に晒されて
啜る泥水 対岸にて横目
疾うに熱を亡くした群衆と
こびりつく一幕に
息が詰まって まるで行き場がない
朝と夜の往来
ひとつふたつみっつ欠け
有象無象の塵となった!
透明な憧憬 理想形 描きだす
鮮明に刻んでその一分一秒
凡庸な本性 翻弄 繰り返す
孤独が暴いた寄る辺ない願いを
どうか私を忘れないで
無味簡素白けた生活が
狭い部屋に蔓延る
絡まる糸が ひとつまたひとつ
疾うに見えなくなった足跡が
残酷に告げた距離
冷えた指先 掴めないその天啓
有り体な言葉並べた 張りぼての防護壁
所詮私は路傍の石と同じ
醜悪な笑みを浮かべた 目を見張るその刹那
御終いはすぐそこに在った!
優劣と侮蔑 愉悦 滲みだす
茶色く残った小さな傷のように
嘲笑と失笑 反響 混ざり合う
触れては解けた当て処ない想いよ
いっそ消えない呪いとなって
透明な憧憬 理想形 描きだす
鮮明に刻んでその一分一秒
凡庸な本性 翻弄 繰り返す
孤独が暴いた寄る辺ない願いを
衝動と問答 葛藤 見つめ合う
それでも足掻いた視線の針潜って
そして証明 賭して 見つけ出す
名も無き私を心の隅に抱いて
どうかその目に焼き付けて
- Lyricist
Mogaki
- Composer
Mogaki
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Baker Baker Paradox
Mogaki
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Mogaki
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