歌詞

奥の角には靴がある

探すふりをしている

割いて作った竹を敷いて

カラスの真似して泣く

はみだした影押し込んで

意味のない階段に腰掛けて

親指ぐらいの耳たぶさわり

あの人の面影を感じてる

バケツの中に溜まった雨水

歩くことの出来ない庭に

縦に積んで丸を書く

ほこりが入った目尻をさわり

あの人の面影を感じてる

花を飾れば綺麗に見えて

息をしなければ物になり

大事にしてた欲張りと

大事にしてた無欲さも

骨と共に飲み込んでさ

とけていく、まざっていく

小さな穴から覗いてて

すごく曖昧な背中して

大事にしてた欲張りと

大事にしてた無欲さも

骨と共に飲み込んでさ

とけていく、まざっていくさ