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第7弾となる今作の注目は、待望の初録音となったタイトル曲の交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」。冒頭のホルンが奏でる「ティルの主題」が印象的なシュトラウスの名曲を、名手・森田一浩氏がアレンジ。原曲がそのまま活かされている各楽器間のバランスとコントラストの妙が聴き所。
“サマータイム”などの名曲がちりばめられた歌劇「ポーギーとベス」セレクションは、先に編曲されていた金管五重奏と吹奏楽のための組曲から、バンドのみでも演奏できるように改編されたもの。元々の金管五重奏の部分は、ストリート・バンドの雰囲気として曲中に何ヶ所か残してあり、ミュージカル的な部分を感じさせる。
ミヨーの「スカラムーシュ」は鈴木英史氏ならではのオーケストレーションとダイナミクスの妙が十二分に活かされており、小編成バンドにもおすすめの1曲。
「音の絵」セレクションの原曲は「絵画的練習曲」と題されたピアノ作品。演奏する際、曲順は自由に演奏効果のある順に並び換えて取り組むことも出来る。
そしてヴェルディのオペラの中から、"トロヴァトーレ"の楽曲を抜粋した吹奏楽版、歌劇「トロヴァトーレ」セレクション。演奏に際しては、どのような編成でも対応できるように、オーケストレーションの変更が可能な編曲となっている。
陸上自衛隊中央音楽隊は、1951年(昭和26年)6月、陸上自衛隊の前身である警察予備隊の音楽隊として発足し、以来70年以上にわたって日本を代表する吹奏楽団として歴史を積み重ねてきた。 防衛大臣直轄の音楽隊である中央音楽隊は、国賓・公賓の歓迎行事での特別儀じょう演奏を延べ100ヶ国、1500回以上行い、これらの功績により2015年、内閣総理大臣「特別賞状」を受賞した。 また、オリンピックをはじめとする国家的行事にも数多く参加し、首都圏で開催される定期演奏会及び室内楽演奏会、全国各地へのコンサート・ツアーやオフィス街におけるコンサートのほか、日本武道館で行われる自衛隊音楽まつり、陸海空自衛隊合同コンサート、21世紀の吹奏楽“響宴”やジャパン・バンド・クリニックへの出演、CD録音など多彩な演奏活動を行うとともに、全国の陸上自衛隊音楽隊員に対する教育も担当している。 さらに、韓国(2002年、04年、11年)、フィンランド(2014年)、英国スコットランド(2017年)、ロシア(2019年)の国際軍楽祭に参加や、米国陸軍軍楽隊・海兵隊軍楽隊、ドイツ連邦軍参謀軍楽隊との共演、ミッドウェスト・クリニックへの出演などを行うとともに、2015年からはパプアニューギニア国防軍軍楽隊の能力構築支援を行うなど、音楽を通じた国際交流に貢献している。
ブレーンミュージック