工事中の感情の上をひたすらに歩く
ただ裸足を濡らしながら
上を見て歩いて往く
あの横顔の正体を知った時に
ビー玉がほろりと溶けていく そんな音がした
君の自我は未だ青いまま
フィルムは色づいてゆく
いつか「ありがとう」も「ごめんなさい」も
難しい君が
大人になる季節に居た僕に
笑ってくれるのかな
あと君にひとつだけ 我儘を言うのなら
「さようなら」が産まれる瞬間(とき)に
抱きしめていたいんだ
・・・
「なぁ、あの泪はもう憶えていなくてさ、
だれが寂しがりやだってこととかさ、
ひぐらしの聲が哀しいの『かな』
だとかさ。もっと話をしたかったよ」
・・・
いつか「ありがとう」も「ごめんなさい」も
難しい君が
大人になる季節に居た僕を
拾ってくれるのかな
あと君にひとつだけ 我儘を言うのなら
「さようなら」が産まれる瞬間(とき)を
抱きしめていたいんだ
未完成の感情の上をひたすらに歩く
ただ裸足を濡らしながら
上を見て歩いて逝く
- 作詞
白湊
- 作曲
白湊
白湊 の“春凛檎 (feat. 歌愛ユキ & 初音ミク)”を
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春凛檎 (feat. 歌愛ユキ & 初音ミク)
白湊