いつか僕を愛してくれた人のジャケット写真

歌詞

なけなし

小林唯

最終列車に飛び乗った

あの子の悲しみが知りたくて

なけなしの僕の感情を

言葉にしたいと思ったのさ

お気に入りの曲を詰め込んだ

プレイリストを送るからね

君の心に刺さる歌詞を

一行だけでも教えてくれないか

教えてくれないか

愛ではないと誰が決めたんだ

くだらないな くだらないな

言葉にした思いは誰のものなんだ

わからないや わかんないや

午前0時独りぼっち

IPhoneの明かりだけが友達

通知を全部オフにして

眠ったふりを決め込むのさ

思考が夜に溶け出してく

暗闇の中へと消えていく

何もないな

最後に笑ってくれたから

それが全てだと思ってた

揺れてたあの子の感情を

理解することができなくてさ

くだらない話を続けたら

夜が明けると思ってた

馬鹿みたいだ馬鹿みたいだ

僕の言葉で明日を変えるんだ

きっと君は知らないけれど

愛ではないと誰が決めたんだ

くだらないな

最終列車でさようなら

あの子の悲しみが消えていく

なけなしの僕の感情は

僕の言葉にしかならないな

お気に入りの曲を作るのさ

プレイリストにはまだないけれど

歌いたいよ 歌いたいよ

最終列車に飛び乗った

あの子の悲しみが知りたくて

歌にするよ ねえ今も

いつまで経っても悲しみが

消えないことを知ってたからさ

今日も真夜中の端っこで

僕の言葉を探している

  • 作詞者

    小林唯

  • 作曲者

    小林唯

いつか僕を愛してくれた人のジャケット写真

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アーティスト情報

  • 小林唯

    10代後半から作詞作曲をはじめ、20代30代前半はバンドをメインに活動する。 「The Sicks」「Two pills on the beach」「the lastwaltz」「the Syda」「エブリデーサンデーズ」などのバンドを組んでは解散、最終的に「marebito」という名前でメンバーを固定せず活動する。 2021年「yuglet waltz」という名前のバンドも結成し、様々な形で音楽活動を行う。 また、2024年には「鉄骨渡り」というバンドで曽我部恵一の運営するrose recordsから「汗と体温」を配信。 幼い頃に母が聞いていたフォークソング、高校の時に聞いていた日本語のパンクやギターロック、好きだった小説などの表現を吸収し、自分なりの世界を作り歌っている。情緒的なものが好きで、歌詞やメロディもだいたいそんな感じ。

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無所属

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