Lyric

白く滲んでく　溜め息から

真っ逆さまに　こぼれだすリグレット

青く塗りつぶす　春は何故か

消え失せてから　意味を持つんだ

目と目が合ったままの　鏡の中の僕（キミ）

悪巧みした笑みで　「さよなら」

こんなにデタラメな世界で

死んでいく　そのために　生まれたんじゃないだろ

夜明けを追い越しちゃうくらい

心臓が　がなってさ　また明日（あす）を探してる

ちぎれても　全開の手で　全開の目で　全開の心で

くだらない限界値を　壊せ

黒く絡みつく　地平線に

重なり出した　朝陽はサーチライト

赤くひび割れた　影を溶かす

一瞬を纏う　永遠のように

手と手をつないだままの　正解（こたえ）と不正解（あやまち）に

終わりの次があるなら　「はじまり」

こんなに曖昧な視界で

墜ちていく　そのために　飛び立ったわけじゃない

瞼がはち切れちゃうくらい

逆光を　睨んでさ　まだ瞬間（いま）を足掻いてる

ささくれた　全開の手で　全開の目で　全開の心で

変わらない現在地を　壊せ

夢と自由って羽根のようだ

どちらが折れても　羽ばたけやしないけど

馬鹿みたいに光がさして

もう一度　もう一度　泣き声よ　歌になれ

こんなにめちゃくちゃな舞台で

「さよなら」に「さよなら」を告げて　暴かれた未来

一途に脈が叫ぶ限り

自分を　剥がしてさ　次の僕（キミ）が待ってる

脱ぎ捨てた　全開の手で　全開の目で　全開の心で

絶対のない絶対値を　壊せ

限界値を　壊せ