歌詞

色んなものが変わらず映る

眼鏡の在処もまだ

知らないのに

深夜に一人構えた「何か」は

僕を見て笑ってるんだろうな

あの時僕を抱きしめようと

差し出された手は

尖った棘に見えて、

振り払うと少し悲しそうな顔して

その後も君は僕に

笑ってくれた

あの頃には雑音くらいに捉えてた曲も

本当は鳥肌の立つくらい名曲揃いで

自ら手を下すことさえ出来ない頃には

聞こえない音がしたんだ

五線譜の上を一人で歩く

どんなに昨日が輝いて

今が灰色に見えても

その色は鮮やかだとしか

言い表せない

錆びかけた僕に

一色の絵の具を垂らす

変わらない灰色

でもさっきよりも

好きになったよ