Imayare Front Cover

Lyric

The noise of the city

Ashitayaru

「六月の晴れた空

茹だる望郷、廃墟のビル群

湿り気を増す暗がりに咲く花

朝露を纏ったその花は

蜃気楼の幻

次第に強くなる雨の匂いに

翳を落とした君は

伸びた髪を風に煽らせて

夏が、近いねなんて

言った」

燻んだ花の向こうの

匂い立つ風の香りは

その先踏み込んで

伝わる鼓動を導かせた

新しい時を刻んで

僕は何を捨てるのだろう

何を遺していくのだろう

近くて遠い声

懐かしい街を逃げ出して

あの日に置いてきた

奥底の、本当を言わないで泣いた

知ろうとしなかった

空の青さに

届け

不安定な僕らは

夏を忘れ、傷つけ合う

叫べ

空っぽなんて思って

満たされていく

君の視線の先に泳ぐ

孤独と依存で救われる

いつかの風に吹かれて

回顧して

消えて

夏風は

あの日の記憶を呼ぶ

無くしたのは

真実の欠片

躓く君の足跡を

無情に奪ってく雨

見えなくなり往くその影を追う

きっともう戻れはしない

進め

不安定な僕らは

過去を恐れ、ぶつかり合う

戦げ

空っぽなんて思って

流されていく

分かってるくせに抗う

縋る存在の主張に

そんな矛盾で生きられるなら

このまま

歪んで終わろうか

「涙は苦悩の証として

辿った軌跡に溢す足跡

失った過去を探していた

戻らないあの日を探していた」

僕らは死に損なってる

あの山積みになったスクラップ

それでも歌うよ

生きていたいよ

届け

不安定な僕らは

夏を忘れ、傷つけ合う

叫べ

空っぽなんて思って

満たされ過ぎた不幸せ

君の視線の先に泳ぐ

孤独と依存で救われる

いつかの風に吹かれて

回顧して

消えて

  • Lyricist

    MK

  • Composer

    UK

Imayare Front Cover

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    The noise of the city

    Ashitayaru

  • 2

    no use

    Ashitayaru

  • 3

    temperature

    Ashitayaru

  • 4

    before dawn

    Ashitayaru

Artist Profile

  • Ashitayaru

    2020年結成。2023年11月より新メンバーでリスタート。 新宿を中心に活動するエモーショナルロックバンド。

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