mochotto Front Cover

Lyric

mochotto

U

全てを失ったそんな感覚

抜け殻に文字を詰め込んだ何冊も何冊も

結局ピンとくるヒントは見つかんなくて

とりあえず言っとく「もっかい頑張るよ」

過去は癒えない (Why?)

未来が視えない(Why?)

狭まれた現在 (So why?)

今すぐにでも逃げたい

いや、どうせなら消えたい

裏表また二面体

でものを見るからdilemma

疑念やら未練は

君を脅かすただただ詭弁だ

湿った地面から覗いた新芽が

ほんのちょっと もうちょっと

光を追いかけたんだ

あのDecember

ほんのちょっと ほんのちょっと

ひらいてみれば

ほんのちょっと ほんのちょっと

変わるかもしれない

もうちょっと もうちょっと

ゆっくりでいいから

もうちょっと もうちょっと

歩いてみようか

悲鳴ごとやんわりとくるんで隠す綺麗ごと

いつ割れたって可笑しくないよな容れ物

外見を偽れたって

いつまで経ったって中身に傷があって

それじゃダメなんだ

ちゃんと声はあげなきゃ

明け方脳内に迸るスパーク

言葉にうまく出来ず四苦八苦

もどかしくなる

シグナルはred zone

絶望の淵に響く警鐘

"Let go!"

ほんのちょっと ほんのちょっと

近寄ってみれば

ほんのちょっと ほんのちょっと

解るかもしれない

もうちょっと もうちょっと

ゆっくりでいいから

もうちょっと もうちょっと

歩いてみようか

「押し付け」「こじつけ」

「まぁ落ち着け」って

-ドウセイワレンダヨシトケ-

封をして糊づけ

でも気づいて欲しくて

(やっぱ気づいて欲しくて)

今夜も星を探すベランダ

Where's my esperanza?

あっ、そうか

これがきっとアンサー

期待は捨て 視界は上

未浄化の想いを現在(いま)に託せ

そして憚ることなかれ

解き放つ言霊で

羽ばたく音の中へ

ほんのちょっと ほんのちょっと

変わるかもしれない

もうちょっと もうちょっと

  • Lyricist

    U

  • Composer

    U, The Legion

mochotto Front Cover

Listen to mochotto by U

Streaming / Download

  • ⚫︎

    mochotto

    U

2nd singleでは、これまであまりうたにしてこなかった人生の機微や自己の体験にさらに深く向き合うことで、様々な顔の「もう1人の自分」同士が複雑に交錯し、対話するかのような生の言葉選びに重きがおかれた。

大きな変化がまるで見えない大きな壁のように感じて、呆然と立ちすくんでしまうことがある。
もしも希望の兆しのようなものがほんのちょっとでも見えたなら-もうちょっとだけ歩いてみてもいいと、自分の不完全さや不確かさを許すことも、大切な変化の一部なのかもしれない。

Artist Profile

  • U

    【プロフィール】 大阪出身のMC/Singer。作詞・作曲も自ら手掛ける。 生まれつきの難病により幼少期より入退院を繰り返し運動や日常生活に制限を課せられる中で、 読書や作詩、エレクトーン、ピアノ、歌などに没頭する日々を送り、とりわけジャズやフュージョン音楽への関心を強める。 やがて高校入学と共にダンスミュージックへ傾倒し、この頃より病状が劇的に回復、 映画「天使にラブソングを2」に強い影響を受け、ブラックミュージックへの関心を深める。 その後自らが代表となりストリートダンスサークルを立ち上げ、ダンスに熱中しながら、HIPHOPへの造詣を深める。 2000年より、当時住んでいた和歌山でMCとして活動を開始。 翌2001年には1MC+1Singer Female Unit 『B@by Soul』を結成。 関西のクラブを中心に月5〜6本のライブを精力的に行い、2003年4月メジャーデビュー。MCと全ての楽曲の作詞を担当。 2005年の活動終了までに、CDシングル4枚、アルバム2枚をリリース。 B@by Soulの活動終了後は、Funk/Rockバンドのヴォーカルとして東京のライブハウスで活動しEPをリリース。 2016年、東京から地元大阪へ帰り、大阪のクラブでかつての音楽仲間達と再会したことをきっかけに、自身の制作活動再開を決意。 現在ではソロ活動として、大阪のクラブを中心にMC/Singerとして日々Liveや創作活動に励み、ジャンルの垣根を超えたあらゆるアーティストとのコラボレーションにも積極的に挑戦。 生来の中性的なハスキーさとエッジの効いた声を武器に、ジャンルに囚われず、歌やラップを組み合わせ、束縛されない自由な世界観を創り出すことにこだわりを込め益々精力的な創作を重ね今後の動きに目が離せない。

    Artist page


    Uの他のリリース
"