聴こえない真実のジャケット写真

歌詞

聴こえない真実

きーる

音が割れて 風が震え

小さな響きが 胸を叩く

沈む波が 息を揺らし

音が音を 呼び合う

静けさの中で 揺らぎが生まれ

「聞こえるか」 誰かの声が滲む

雑音の向こうで 鳴り始める

聴こえないほどの真実

意味を持たぬ旋律達が

世界を包んでる

ざらつく風が 響きを混ぜ

崩れたリズムが 身体を抜ける

波のあとに 音が残り

静けに また鳴り出す

音が滲み 音が砕け

「まだここにいる」 声が揺れる

雑音の向こうで 鳴り続ける

聴こえないほどの真実

意味を持たぬ旋律達が

世界を包んでる

歪む音が 空を乱し

零れた拍が 揺れて混ざる

音が集まり 音が散り

終わりのない波紋(なみ)を描く

雑音の向こうで 鳴り続ける

聴こえないほどの真実

意味を持った旋律だけを

選び 紡いでく

  • 作詞者

    きーる

  • 作曲者

    きーる

  • プロデューサー

    きーる

  • ボーカル

    きーる

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    聴こえない真実

    きーる

「聴こえない真実」 は、ノイズと静寂のあいだで揺れながら生まれる“音の存在理由”を描いたエクスペリメンタルな作品。
割れる音、ざらつく風、崩れるリズム──
形を持たない響きが混ざり合い、壊れた世界の中にかすかな“真実”が立ち上がっていく。

意味を求めても掴めない。
けれど、雑音の向こうでは確かに何かが鳴り続けている。
その微かな揺らぎの中から、自分だけが選び取れる“旋律”が静かに姿を現す。

聴こえないはずの真実を探し、紡ぎ直すための一曲。

アーティスト情報

きーる

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