歌詞

息が止まる スローモーション

過ぎる予感 奈落の底へ

何を 何を思ったか 君も知らない

これはきっと お互いにとって利を得ない

例えるなら そう 踏まれた雑草のようだ

手の先には 小さくなる背中

力込めた指には 冷たい空気が触れる

霞んでしまう 目の前の光景は

黒く暗く 染まっていく

ふわりと 浮かぶ

重力と概念は ここには無いもの

惑星に咲く 誰にも 存在を知られない花

価値の無い 僕にも 意味はあるのだろうか

ねえ 答えてよ 聞こえてない振りしないで

孤独は 苦しいんだ

見上げても ブラックアウト

流れる星屑 虚無の彼方へ

何も 何も感じない なぞる感触も消える

これはそっと 逃げ道を教えてくれている

僕にとって 最期のオアシスへ導く線

目線の先には 染まりきった闇

踏み出してみても 何も変わりはしない

淀んでしまう 沈んでしまう体

深く深く 堕ちていく

ぐらりと 揺れる

引力と観念は もう存在しない

宇宙を裂く 誰にも 届かないこの叫び

意味の無い 僕には もう何もかも残らない

ねえ 教えてよ 見えないふりしてるんでしょ

孤独に してるんだろ

誰か 灯してよ 暖かな火を

誰か 潤してよ 透き通った水で

誰か 癒してよ 小さな花でもいいから

誰か 誰か 気づいてよ

僕が何したって言うんだよ

ふらりと 舞い出す

重力と引力で 成り立つ惑星で

この地に咲け 誰にも 見つからないように

価値のない だから 見つけるしかないんだ

ねえ 応えてよ ここは裏切らないだろ

孤独でもいいんだ

孤独は 君のせいだ