TOKYOのジャケット写真

歌詞

TOKYO

Guest room

蝉も泣き止んで

いつの間にか早くなった日暮れ

寒暖差の戯れ

ビルの隙間に手を伸ばすと

あの頃の空は広すぎたなんて思う

今朝脱ぎ捨てて行った

シワシワの部屋着を拾った

呆れ顔で怒る声が聞こえた気がした

少し背筋を伸ばして誰もいない部屋に謝って

シワシワのTシャツをまた被った

ただ体が軽くて

自由に歩けるのに

心が重たくなって涙が出るの

虫の声の代わりに笑い声が響く街は

まだ慣れそうにないな

最終電車が通り過ぎた音

この街の夜はまだ終わらないらしい

見飽きた映画を流すお供に

冷えた缶ビール取り出して気付く

空っぽの冷蔵庫

ため息だけ溜める宝庫

時々どうしようもなく情けなくなる

深夜に向かうコンビニ

夜道のアイスの罪に

とやかく言われないのも寂しくはないけど

ただ体が軽くて

自由に歩けるのに

どこか物足りなくて涙が出るの

星屑の代わりに街灯が光る街は

まだ慣れそうにないな

ただ体が軽くて

自由に歩けるのに

心が重たくなって涙が出るの

虫の声の代わりに笑い声が響く街は

まだ慣れそうにないな

  • 作詞

    海沼 みなみ

  • 作曲

    Guest room

TOKYOのジャケット写真

Guest room の“TOKYO”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    TOKYO

    Guest room

人口の半分が地方出身者と言われている東京で、寂しさや苦しさを感じながらも日々生きる現代の人々に重ねたバラードです。
ふと寂しくなった時、夜の帰り道などにそっと寄り添える楽曲です。

過去プレイリストイン

TOKYO

Spotify • Monday Spin • 2022年10月3日

アーティスト情報

  • Guest room

    ■Guest room プロフィール 2017年結成、海沼 みなみ(vo) 菊地 かれん(key,synth) 原田 顕彰(Gt,talkbox) 石澤 衛(Dr) 阿部 達彦(Ba)による5人組バンド。 Jazz•R&B•soul等をバックボーンに独自のポップスへ落とし込まれた楽曲は、都会的で洗練されたサウンドかつ、どこか暖かみも感じられる楽曲で世代問わず支持されている EP「ADDICTION」のリリース後は、 出れんの スパソニ、ビクターロック祭り、SYNCHRONICITY等、名だたる大型フェスのオーディション最終選考に全て選出される等注目を浴びている。

    アーティストページへ


    Guest roomの他のリリース
"