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"和の風情を感じさせる“粋”なメロディラインが心地良いピアノセレクション
日本酒とワイン。同じ醸造酒だが、原料が「米」か「ブドウ」である以外にも違いはある。アルコール度数は日本酒が15~16度であるのに対してワインは10~14度と、若干低い。またワインは冷蔵から人肌くらいが飲み頃(ホットワイン除く)といわれるが、日本酒は冷蔵から熱燗までアルコールの中でも一番温度差を楽しめる種類ともいわれている。このような日本酒のバリエーションの豊かさは、今作『日本酒バーで流れるジャズピアノ』に通ずるところがある。とにかく一辺倒にはいかない楽曲が揃い、BGMとしてはクセが強い。しかしながら、そのクセが日本酒と同じく“通”にはたまらないところだ。いつもとは雰囲気の違うBGMを楽しみたい時は、今作をおすすめする。"
αWave Records